マックスバリュ東海/3~8月営業利益9.4%減、巣ごもり反動影響
2022年10月05日 10:40 / 決算
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マックスバリュ東海が10月5日に発表した2023年2月期第2四半期決算によると、営業収益1735億9000万円、営業利益45億7200万円(9.4%減)、経常利益45億8200万円(10.9%減)、親会社に帰属する当期利益29億4000万円(5.5%減)となった。
新型コロナウイルス感染症の影響による需要の高まりが落ち着き、既存店売上高は前年同期比1.8%減だった。また、電力単価高騰により水道光熱費が増加している。
営業面は、食料品の値上げに伴う節約志向の高まりに対応すべく、一部品目を除き価格据え置きを継続しているイオン「トップバリュ」の展開を強化した。食べきり・使い切りに適した容量に小分けした商品の品ぞろえ徹底に取り組んだ。
店舗展開では、都市部・山間地域での出店を進めている小型店業態としては浜松市内2店舗目となるマックスバリュエクスプレス浜松中央店(浜松市中区)を7月に開設したほか、既存店の競争力を高めるべく、大型活性化2店舗を含む計12店舗にて活性化改装を実施。デリカ商品の品ぞろえ強化、冷凍食品の展開拡大など、顧客ニーズに応じた品ぞろえを拡充している。
同時に、キャッシュレスセルフレジの導入を新規に65店舗で実施しており、導入店舗数は計135店舗まで拡大した。
また、顧客接点の創出に向け、無人店舗「Maxマート」社外2拠点目を、静岡県の企業内に開設している。
通期は、営業収益3480億円、営業利益108億円(4.4%減)、経常利益107億円(4.7%減)、親会社に帰属する当期利益56億円(26.3%減)を見込んでいる。
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