イオンモール/地域課題解決など「非財務指標」の策定に着手
2023年07月11日 14:19 / 経営
イオンモールは7月11日、サステナビリティ経営のさらなる浸透と高度化に向け、日本政策投資銀行、日本経済研究所、PwCコンサルティングと協働で、イオンモール独自の「非財務指標」の策定に着手したと発表した。
売り上げ・収益など短期的に見えやすい指標だけではなく、中長期的で多角的な価値を明確にし、真にサステナブルな企業を目指し、多角的な指標を設けるもの。
イオンモールでは、サステナビリティ経営を実現するための多種多様な課題に挑戦する中で、それぞれの取り組みの評価・優先順位付け・継続可否判断の明確な基準を持ちづらいことが課題の一つとなっていた。
そのため、「非財務指標」の策定に着手し、各モールが地域で取り組む多様な活動が、企業の方針とどうつながるかについて精査した。
今回のプロジェクトでは、各モールで2022年度に取り組んだ200以上の地域連携企画に関し、国際的な指標も参照しながら、それぞれの企画が企業活動にとってどういった位置づけに立つのか検証したという。
サステナビリティ経営に寄与する取り組みを各社員・現場目線からボトムアップで体系的にまとめ、企業が掲げるマテリアリティとひもづけを行うことで、取り組みの評価に反映している。今後は策定した指標を基に、非財務的価値を高める取り組み(特に地域課題解決等社会的価値の向上)がイオンモールにもたらす中長期的価値の共通言語化、非財務的価値の活動を推進するための社内の仕組みづくりを進めるとしている。
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