板橋区/デジタル地域通貨「いたばしPay」流通総額100億円突破

2024年08月02日 13:05 / 行政

デジタル地域通貨事業を展開するフィノバレーは7月26日、フィノバレーがデジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」のシステム提供と運用支援を行う東京都板橋区のデジタル地域通貨「いたばしPay」の流通総額が2024年7月に100億円を突破したと発表した。

<いたばしPay>

いたばしPayは、東京都板橋区の支援のもと、板橋区商店街振興組合連合会、板橋区商店街連合会が運営する、板橋区を対象とするデジタル地域通貨。物価高の影響を受ける区民と、新型コロナウイルス感染症の影響により売上が減少している区内事業者の支援を目的に、2022年10月に提供を開始した。

2023年9月には都内初の試みとして、健康に関する活動をデジタル地域通貨と連動させ区民の健康と経済の支援を目指す「いたPay健幸ポイント」制度もスタートした。延べ2万6000超のユーザーが利用するなど、健康意識を高めることにつながっている。

現在、ユーザー数は13万5000人、加盟店数は、当初目標としていた紙の商品券の取扱店舗数である1500店舗を超えた。キャンペーンや健康管理連動機能「いたPay健幸ポイント」に加えて、「いたばしPay」加盟店に足を運んでもらったり、新しい板橋を知ってもらったりするきっかけづくりを目指す「いたばしPay」のコラムページ「いたPayさんぽ」も開始。板橋への愛がたっぷり詰まった、人とまちをつなぐコラムを毎週1記事更新することで、公式サイトアクセスも、「いたPayさんぽ」を開始した2024年3月以降、4倍以上に成長した。

7月には個人間送金機能も実装し、利便性も向上させた。8月1日~31日は、最大20%還元のキャンペーン「夏のいたPayまつり」も実施する。引き続きさまざま取り組みを通じて、加盟店数2000店舗達成と地域のつながりづくりを目指す。

最大20%還元「夏のいたPayまつり」では、「いたばしPay」を使用したコイン支払いに対して最大20%分をポイント還元する。還元率は中小個店は20%、大型店は5%。ポイント付与上限は、1人あたり上限1万ポイントまで。

■いたばしPay
https://itabashipay.jp/

■いたPayさんぽ
https://itabashipay.jp/article

■最大20%還元「夏のいたPayまつり」
https://itabashipay.jp/campaign

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