梅小路ハイライン/特急サンダーバードをアップサイクルした飲食店9/20オープン
2025年09月16日 11:48 / 店舗
DDグループの連結子会社であるダイヤモンドダイニングは9月20日、梅小路ハイライン(京都市下京区)に、日本初となる廃線高架上に誕生した列車型エンタメレストラン「FUTURE TRAIN KYOTO DINER & CAFE」をグランドオープンする。
同プロジェクトは、梅小路エリアにおける地域活性化を目的として、西日本旅客鉄道、京都駅ビル開発、梅小路ハイライン、地域経済活性化支援機構、地元金融機関、近隣事業者および京都市含む11社間にて2025年3月に締結された「京都駅西部エリアにおける鉄道高架空間の活用によるエリア活性化のための連携協定締結について」に基づき始動したもの。
役目を終えた特急サンダーバード(681系)の実車両をアップサイクルし、廃線となった高架空間を「未来行きの列車が停車するプラットホーム」に見立てた体験型レストランとして再生させた。全長約90mの高架空間に1~3号車の車両が並び、エリアごとに異なる体験を提供する。クリエイティブ・プロデューサーには、アーティスト・増田セバスチャン氏を起用した。
1号車は、かつてのサンダーバード先頭車両を活かしたアート体験空間。運転席や計器類の意匠を活かし演出空間として再構成し、アートと映像・光・音が融合するシアトリカルな空間に生まれ変わった。梅小路エリアの新たな観光&カルチャースポットとして、訪れる人の感性を刺激する。
レトロフューチャーな装飾とCG・電飾・音響を立体的に組み合わせた演出により、乗客を特別な物語へと誘う。
2号車は、食堂車をモチーフにしたメインダイニング。レトロフューチャーな車内で、オリジナル料理やドリンクを提供する。3号車には、バーカウンターやボックス席、そして「ホーム席」と呼ばれる高架上のテーブルスペースが広がり、よりカジュアルに食事や会話を楽しめる空間を用意した。これらの飲食エリアは8月20日から先行公開している。
■FUTURE TRAIN KYOTO DINER & CAFE(フューチャートレイン・キョウト・ダイナー・アンド・カフェ)
所在地:京都府京都市下京区観喜寺町3-7 梅小路ハイライン/梅小路京都西駅直結
アクセス:JR京都駅から1駅(徒歩約20分)
グランドオープン日:2025年9月20日(土)
席数:全88席
入場(チャージ)料:700円、中学生未満300円(未就学児は無料)
営業時間:平日11時~16時、17時~23時/土日祝11時~23時
公式サイト・予約:https://www.futuretrain.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/futuretrain.kyoto/
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