BASEGATE横浜関内/26年3月19日開業決定、全55店舗がオープン
2025年09月24日 13:42 / 店舗
三井不動産は9月24日、JR「関内」駅前における大規模ミクストユース型プロジェクト「BASEGATE(ベースゲート)横浜関内」のグランドオープンが2026年3月19日に決定したと発表した。
「BASEGATE横浜関内」は、オフィス、新産業創造拠点、飲食店を中心とした商業エリア、旧横浜市庁舎行政棟を保存・活用したホテルなどで構成される。
三井不動産を代表企業とし、鹿島建設、京浜急行電鉄、第一生命保険、竹中工務店、ディー・エヌ・エー(以下:DeNA)、東急、星野リゾートの8社が「横浜市旧市庁舎街区活用事業」として推進しているプロジェクトとなる。
商業エリアには、新業態2店舗を含む全55店舗が出店する。
有隣堂が新たな文化発信拠点となる新業態をオープン。本との出会いに加えて、ラウンジのように過ごせるコワーキングスペース、日常を彩るマルシェ、アートと触れ合えるショップ併設の小ギャラリー、洋食が楽しめるダイニングなどが登場予定だ。
グランシェフ サルヴァトーレ・クオモが監修する新業態「THE TRATTORIA SALVATORE&CAFE」は、本格イタリアンをよりカジュアルに楽しめるオールデイダイニングとなる。
また、34店舗からなる飲食ゾーンの名称は「スタジアム横バル街」に決定した。
ラーメン、イタリアン、中華、ワインバー、インド料理、九州居酒屋、すし、フレンチカフェなど、1人でもグループでも利用しやすい多様な飲食店がそろう。
全店がコの字またはL字型のカウンター席を備え、隣り合わせた来店客同士や店員とのコミュニケーションが生まれる空間を目指す。
店前の屋外テラス席や、通路に面して置かれた客席など、にぎわいが店の外にも広がるつくりになる計画。
日本最大級の常設型ライブビューイングアリーナ「THE LIVE supported by 大和地所」も2026年3月19日登場。横浜DeNAベイスターズが企画運営する。
施設の中心には幅約18m、高さ約8mの大型LEDビジョンが設置され、野球を始めとしたスポーツの試合や音楽ライブといったエンターテインメントコンテンツに熱狂しながら飲食できる。
1階に大型LEDビジョンを取り囲むようにバラエティー豊かな飲食店が並び、2階は横浜DeNAベイスターズをはじめとした横浜のプロスポーツチーム・グッズを扱う「BAYSTORE Flagship YOKOHAMA」が、3階にはテラス付きのレストランが出店する。
遊びとテクノロジーを融合させたエデュテインメント施設で、DeNAが企画運営する「ワンダリア横浜」も2026年春開業する。来館者は緑ゆたかな森林、神秘的な深海などそれぞれ異なるテーマが設定されている6つのゾーンを巡り、生き物や自然との出会いを楽しめるという。
「タワー」12階~33階は、オフィスエリアとなる。同エリアへの玄関口であるスカイロビー(11階)には、ラウンジ、カフェ、コンビニ、シェアオフィスなどを整備する。
11階のシェアオフィス&コワーキングスペース「co-ba kannai/yokohama」(仮称)は、会員向けワークスペースに加え、オフィステナントも利用可能な会議室や、オフィステナントとco-ba会員が交流できるコミュニケーションスペース、自社製品を紹介できるショーケースなどを設置する。
さらに、星野リゾートが、村野藤吾設計のモダニズム建築「旧横浜市庁舎行政棟」をレガシーホテル「OMO7横浜 by 星野リゾート」として活用する。8月5日に「旧横浜市庁舎行政棟」は、戦後の建造物として初めて「横浜市認定歴史的建造物」に認定された。
ホテルは2026年春開業予定で、10月22日から予約開始する。
■BASEGATE横浜関内
開業日:2026年3月19日
所在地:神奈川県横浜市中区港町1-1-1ほか
アクセス:JR根岸線「関内」駅徒歩1分、横浜市営地下鉄ブルーライン「関内」駅徒歩1分、
横浜高速鉄道みなとみらい線「日本大通り」駅徒歩7分
敷地面積:約1万6500m2
延床面積:約12万8500m2
各棟主用途:オフィス・大学、新産業創造拠点、エデュテインメント施設、商業施設などシー
設計・施工:鹿島建設、竹中工務店
ランドスケープデザイン:ランドスケープ・プラス
商環境デザイン:Degins JP
https://basegate-yokohama-kannai.com
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