ハローズ/シノプス・伊藤忠と物流効率化、トラック22%削減や積載率24%向上など

2026年03月26日 15:43 / IT・システム

ハローズ、シノプス、伊藤忠商事は3月26日、経済産業省の「持続可能な物流を支える物流効率化実証事業」において、需要予測を活用した製配販連携により物流効率化を実現したと発表した。

<ハローズ 早島物流センター>
ハローズ 早島物流センター

実証実験の期間は2025年11月14~30日。シノプスと伊藤忠商事が提供する食品バリューチェーン最適化プラットフォーム「DeCM-PF(ディーシーエムプラットフォーム)」を活用し、ハローズ店舗の需要予測を基にしたメーカーへの発注を行った。

小売業の欠品率に影響を与えない範囲で物流効率を優先した発注コントロールを実施。その結果、配送効率の向上に関する成果として、2週間あたりの納品トラックを27台から21台へ削減(22%削減)。積載率は55%から79%へと大幅に改善した(24%向上)。納品回数の削減により、2週間あたりの総荷待ち・荷役時間は19%削減された。

物流施設における労働生産性も改善し、SKUあたり人時は約10%削減。小売店舗や在庫の最適化では、店舗欠品率が約41%改善(0.74%から0.44%)し、センター在庫日数は約0.17日削減(6.39日から6.22日)された。

今後、卸へのメーカー向け発注勧告提供の対象を拡大し、在庫・欠品リスクを抑えつつ物流効率を最大化する今回のモデルを、他の小売業へ展開していく方針。また、需要予測に基づいたセンターの人員割当や納品予約の最適化なども検討し、社会課題の解決に寄与していく。

中四国・近畿の7県に店舗を構えるハローズは、2015年に需要予測型自動発発注サービス「sinops-R(シノプスアール)」を採用。現在は取扱総アイテム数の約85%で同システムを活用している。また、長期ビジョン「西日本5000億円構想」に向けて安定調達を維持するため、2023年から物流改善に着手している。

■シノプス問い合わせ先
https://www.cloud.sinops.jp/

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