あきんどスシローは5月31日、山手線内に9月を目途に、都市型の「スシロー」をオープンすると発表した。
水留浩一代表取締役社長CEOが同日、都内で開いた事業戦略発表会で明らかにした。
回転寿司のあきんどスシローは、これまで郊外ロードサイド型店舗を中心に展開し、2015年9月期に36店を出店した。
2016年9月期も5月までに22店を出店し、昨年とほぼ同数の出店を計画する。2017年9月期も35店程度の出店を予定している。
都心型のスシローでは、店舗名称に「スシロー」を採用する予定で、具体的なメニューやサービスは後日発表する。
これまで、あきんどスシローでは、都市型新業態として、「ツマミグイ」、「七海の幸」といった「スシロー」とは異なる業態を開発しているが、いずれも多店舗展開には至っていない。
2015年10月には、新業態を開発する専門会社として、スシロークリエイティブダイニングを設立し、「ツマミグイ」、「七海の幸」の運営を移管した。
水留社長は「レギュラー業態のスシローの成長を担う人材と、まったく新しい業態を作る人材は異なると考え、自社のR&D(研究開発)部門として、スシロークリエイティブダイニングを設立した。スシローにはいない人材採用ができ、これまでとは異なる取り組みが進んでいる」と語る。
「ツマミグイ」、「七海の幸」の成果として、一部のメニューをレギュラー業態の「スシロー」で展開する取り組みを夏から開始する予定だ。
水留社長は「まだ都市型店舗の詳細は語れないが、スシローの強みである素材や鮮度へのこだわり、寿司の品質の高さはしっかりと踏襲する。スシロークリエイティブダイニングでの成果も取り入れ、人口集中地域の新たなマーケットを開拓していきたい」と語った。
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