モスバーガー/10年ぶりにバンズを一新、全粒粉を配合
2017年07月05日 14:48 / 商品
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モスフードサービスは7月5日、ハンバーガーに使用するバンズを2007年以来、10年ぶりにリニューアルし、11日から全国で販売すると発表した。
定番商品を強化する一環で、今回は、全粒粉を新たに12%配合しミネラルと食物繊維を増やし、生地重量を約4g増量し53g~54gに変更した。生地重量の増加に伴い、バンズの高さを高めにした。
北海道産を中心に、国産小麦粉を3%配合し、生地のもちもち感をアップさせた。国産小麦を使用することで、年間で約100トンの国産小麦を利用する見込みだ。
国産小麦を使用するのは、初めて。バンズのリニューアルはコストアップ要因となるが、モスフードサービスからフランチャイズ加盟店への卸売価格は据え置く。
コストアップ分は、取引先とモスフードサービスで負担する。
バンズの重量は社内で試食会を開き1g単位で検証した。1~3gでは増量感が感じられず、5gでは増量感が強すぎるため、4gに決定したという。
ソースも2013年以来4年ぶりにリニューアルし、ミートソースはトマト感をアップさせ、テリヤキソースは甘みと旨味をアップさせた。
定番の「モスバーガー」(税込370円)をリニューアルすることにより、既存店売上高で前年同期比1%増を目指す。
期間限定商品として、「アジアンカレーモスバーガー」(390円)、「同チーズバーガー」(420円)を投入する。アジアンカレーモスバーガーは270万食、同チーズバーガーは100万食、合計370万食の販売を目指す。
中村栄輔社長は「消費のデフレ傾向が続いているが、モスバーガーは商品価値を上げて価格を維持する。売上の80%を占める定番商品の磨き上げを行っていきたい」と語った。
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