アディダス/神戸市に国内初のシューズ開発施設
2017年10月02日 14:51 / 経営
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アディダス ジャパンは、2020年に向け、世界の舞台で戦うアスリートのフットウェアカスタマイズ、グローバルで展開する定番商品のフットウェア開発を行う新たな開発施設の名称を「adidas footwear lab(アディダス フットウェアラボ)」に決定し、10月4日に開業する。
同施設は、世界最先端レベルの計測、テスト機器、ハイスペックの製靴機器を備えた、アディダス史上日本国内初のフットウェア開発拠点。このを基軸に、日本発の技術や次世代のシューズクリエイターの育成などを目指すプロジェクトを開始する。
1999年からアディダス シューズ クリエイションアドバイザーとして アディダスの事業に携わり、 「adizero(アディゼロ)」の生みの親でもある大森敏明氏がディレクターに就任した。
選び抜かれた経験豊富なスタッフとともに、次世代シューズの開発を行う。アディダスと大森氏とのコラボレーションを通じ、彼の監修のもと、アスリート向けシューズのカスタマイズサポートを行い、そのノウハウを活かして、ラスト(木型)開発、アッパーデザイン監修、パターン作成を中心とする、グローバル展開の定番商品開発も担う。
また、全国のアディダスシューズ販売者に対するフットウェア専門教育に加え、世界中のシューズクリエイターに対し、次世代に向けた人材育成を行う。
さらに、同施設は全世界におけるア ディダスのアスリートサービスのネットワークとも連携しており、既に計測済みの選手であれば、そのデータをもとに日本国内にてシューズを製作することが可能となっている。
■adidas footwear lab(アディダス フットウェアラボ)
■所在地:兵庫県神戸市長田区一番町5-8
■面積:906.86m2(地下1階~2階までを含む延床面積)
■主な利用対象者:アスリート、アディダスフットウェア販売関係者、シューズクリエイターなど
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