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PPIH/海外で新業態・PB開発強化

2022年08月12日 16:50 / 海外

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(以下:PPIH)は8月12日、海外事業の成長目標を発表した。

同日公表した中長期経営計画「Visionary2025/2030」で明らかにしたもので、2025年6月期営業利益270億円(2022年6月期121億円、2022年6月期比23.1%増)としている。内訳は北米158億円、アジア112億円。

アジア、北米とともに出店を拡大し、北米では2025年6月期78店舗体制を目指す(2022年6月期65店舗)。北米8店舗、ハワイ2店舗、グアム1店舗、ゲルソンズ2店舗を出店する計画だ。

アジアでは、現在の30店舗から2025年6月期まで64店舗まで拡充する予定。既存の「DONDONDONKI」業態だけでなく、新業態(物販飲食業態など)開発を推進する。

<飲食新業態で日本食の魅力伝えると松元専務>
飲食新業態で日本食の魅力伝えると松元専務

松元和博専務は「物販だけで日本産品の魅力を知ってもらうのは難しいので、まずは食事で日本食の良さを現地で知ってもらう戦略をとっている。新業態は鮮選寿司を中心にアジア、北米で店舗を拡大する。食べて日本食の良さを知った人に、食材を当社店舗で買ってもらい、家でも日本食を楽しむ生活者を増やしたい」としている。

さらに、サプライチェーンの改善を図り、ハラル認証対応なども行い、海外でもPB開発を強化していく。

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