国分グループ/シンガポールに4温度帯物流センター開設へ
2023年03月28日 15:48 / 海外
国分グループは3月28日、シンガポールで物流事業を展開する「Commonwealth KOKUBU Logistics Pte.Ltd.」が、4温度帯物流センター開設プロジェクトを立ち上げたことを発表した。
<外観イメージ>
国分グループとCommonwealthグループは、2018年に低温物流事業を行う「Commonwealth KOKUBU Logistics Pte.Ltd.」を合弁で設立し、シンガポール国内の外食事業者、小売事業者の物流受託業務を行っている。今般、さらなる事業拡大のため、隣接する土地に4温度帯物流センターを開設し、機能強化を図る。
特徴については、最大8万パレットを収容できる保管機能をもつ。物流品質の高度化し、大型冷凍自動倉庫や仕分けマテリアルハンドリングを完備。持続可能なエネルギーも活用し、最大5500m2の太陽光発電パネルを設置してCO2排出量を削減するという。
同センターの稼働により、シンガポールをハブとして、近隣諸国で拡大する低温食品コールドチェーンの物流需要を支える。日本から進出する食品メーカー、外食チェーン、小売業の各社に、国内と同等の高品質な物流サービスを提供し、アセアンでの事業推進を支援していく。
■4温度帯物流センター
所在地:8 Jalan Besut Singapore 619562
対応カテゴリー:加工食品、青果など
敷地面積:1万9000m2
対応温度:冷凍倉庫(-18℃~-25℃)1万6100m2/冷蔵倉庫(0℃~8℃)3000m2/定温倉庫(15℃~20℃)8700m2/常温倉庫8700m2/事務所等2900m2
稼働予定:2024年10月
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