ドトール・日レスHD/3~11月は売上高0.9%増、営業利益13.1%増
2017年01月13日 00:47 / 決算
ドトール・日レスホールディングスが1月13日に発表した2017年2月期第3四半期決算は、売上高951億4200万円(前年同期比0.9%増)、営業利益81億5100万円(13.1%増)、経常利益82億6100万円(12.8%増)、当期利益48億8900万円(5.7%増)となった。
ドトールコーヒーグループの売上高は588億7600万円(0.1%増)、営業利益は35億1700万円(10.1%増)となった。
エクセルシオール業態において、ひとりひとりのお客に「価値ある時間(とき)」を提供することをテーマに進めているリブランディングを加速した。
ベーカリーを中心に従来のメニューからも大きく変更し、お客からも支持を得るなど、改装前を上回る実績を残した。
ドトールコーヒーショップ業態では、季節に合わせた魅力ある商品作りを継続するとともに、プリペイド方式のカードを中心としたキャンペーンを展開したことで、お客の利用頻度も高まるなど、既存店の業況は期初と比較し大きく改善した。
日本レストランシステムグループにおける売上高は311億1500万円(4.9%増)、営業利益は41億2100万円(前12.2%増)と、増収増益となった。
引き続き「星乃珈琲店」を新規出店するなど、お客の要望に対応できるよう、店舗網の拡大に努め、売上伸長を図った。
マーケティングにより立地環境や顧客層等に応じて肉料理業態への業態変更を積極的に推し進め、「牛たん焼き仙台辺見」のほか、「黒毛和牛腰塚」、「神戸れんが亭」、「鶏五味」そして新たに業態開発した「牛忠」の新ブランドへと業態変更を行い、新規顧客の開拓に取り組むことで、お客のニーズを的確に捉えることができ、引き続き売上の動向は大変堅調に推移した。
通期は、売上高1280億円、営業利益104億7400万円、経常利益105億1100万円、当期利益56億5800万円の見通し。
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