西松屋チェーン/2月期は売上高2.6%増、営業利益33.2%増
2017年04月04日 14:10 / 決算
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西松屋チェーンが4月4日に発表した2017年2月期決算は、売上高1362億7300万円(前年同期比2.6%増)、営業利益78億7100万円(33.2%増)、経常利益80億4800万円(31.8%増)、当期利益51億1800万円(34.8%増)となった。
北海道から沖縄までの全国47都道府県に、お客にとって便利で標準化された店舗網の拡充をさらに進めるため、継続して新規出店を行った結果、新規出店は30店となった。
一方で不採算店舗の閉店やリプレースも行い、9店を閉鎖した。期末店舗数は908店となった。
インターネット販売では、利便性を更に向上させ新たな顧客層の獲得に繋げるため、茨城県常総市にインターネット販売専用の配送センター「ネット東日本センター」を開設した。
贈答用として利用しやすい、「西松屋チェーンギフトカード」の販売を開始した。
商品面では、手ごろな価格と品そろえで差別化を図るため、他業種出身者のスカウトを継続し、お客の立場に立った品質を備えたプライベートブランド商品の開発を推し進めた。
あわせて、数量管理、納期管理の徹底による在庫コントロールや品質管理の向上に努めた。
オペレーション面では、店長研修会などによる従業員教育を継続することで、スーパーインテンデント(複数店管理店長)制度の拡大を進めた。
業務システムの見直しを行い、ITの利用により店舗での作業手順の改善・単純化につなげ、コスト削減に努めた。
来期は、売上高1430億円、営業利益87億1500万円、経常利益88億8000万円、当期利益57億9500万円の見通し。
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