すかいらーくHD 決算/1~6月増収増益、既存店が好調・資さんうどんも寄与

2025年08月14日 13:23 / 決算

すかいらーくホールディングスが8月14日に発表した2025年12月期第2四半期(中間期)決算によると、売上収益2209億7500万円(前年同期比15.4%増)、営業利益139億4600万円(16.4%増)、税引前利益122億1600万円(14.2%増)、親会社に帰属する当期利益78億8100万円(25.2%増)となった。

すかいらーくホールディングスのロゴマーク

既存店売上が137億円増収したほか、消費の二極化に対応したメニュー施策が奏功。さらに資さんうどんなど122億円のM&A効果も寄与して売上高は2桁増収となった。

既存店の売上増加や粗利コスト改善により営業利益は2桁増益だった。

売上総利益率は、一部メニューの値上げによる粗利益率の改善や、店舗での食材ロスの低減、部門横断の原価低減プロジェクトで講じた対策などにより、価格高騰の影響を抑制。結果、売上総利益率は66.8%と1.0%悪化した。

販管費は1326億4600万円で147億3400万円増加したが、全社で収益改善プロジェクトに取り組み、店舗の生産性向上により人件費が抑制され、販管費の売上収益に対する比率を大幅に低減した。

新規出店は32店舗、業態転換は16店舗。新規出店店舗のうち9店舗は海外での出店で、台湾では「しゃぶ葉」「むさしの森珈琲」「Cafe Grazie」「La Ohana」をそれぞれ1店舗、「横浜牛排(ステーキ)」を2店舗の計6店舗をオープン。

店舗改装(リモデル)も継続して行っており、中間連結会計期間では100店舗の店舗改装を実施した。

通期は、売上収益4450億円(10.9%増)、営業利益250億円(3.4%増)、税引前利益223億円(3.9%増)、親会社に帰属する当期利益148億円(6.0%増)を見込んでいる。

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