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コープデリ連合会/2016年度売上高1.4%増の5346億円、経常余剰金110億円

2017年06月18日 10:00 / 決算

関東甲信越の1都7県の地域生協で構成するコープデリ生活協同組合連合会は6月17日、2016年度決算概要を発表した。

売上高にあたる総事業高は5346億5000万円(前年同期比1.4%増)、供給高は5183億円(1.6%増)、経常利益にあたる経常余剰金は110億2000万円(14億1000万円減)となった。

組合員数は464万8000人で、13万2000人増加した。

<会員生協の経営概要>
会員生協の経営概要

コープデリ連合会単独の供給高は3626億7000万円(1.3%増)、供給余剰金52億3000万円(6.9%増)、経常余剰金20億6000万円(3億8000万円増)だった。

<コープデリ連合会の経営概要>
コープデリ連合会の経営概要

2016年度は、ビジョン2025第1期中計期間(2014年度~206年度)にあたり、物流施設やシステム、店舗改装などに積極的に投資をしたため、経常余剰金は減少した。

宅配事業は、生鮮食品は苦戦したものの、惣菜・冷凍食品が堅調だった。生協法の改正により、保育園や福祉施設への宅配が可能となったため、法人への配達が増加した。

店舗事業は、生鮮、惣菜を中心とした店舗改装の効果があったという。

コープデリ生活協同組合連合会は、コープみらい、いばらきコープ、とちぎコープ、コープぐんま、コープながの、コープにいがたの6生協が参加する事業体で、生活協同組合連合会コープネット事業連合が名称変更したもの。

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