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松屋/3~5月は売上高1.1%増、営業利益54.4%増

2017年07月13日 10:00 / 決算

松屋が7月13日に発表した2018年2月期第1四半期決算は、売上高213億9000万円(前年同期比1.1%増)、営業利益3億5500万円(54.4%増)、経常利益3億2700万円(31.1%増)、当期利益2億2300万円(179.6%増)となった。

銀座店を象徴する1階中央ホール「スペース・オブ・ギンザ」が約1年2か月の工事を経てリニューアルオープンし、8階「レストランシティGINZA」の中央部分には憩いの場として「MGテラス」がオープンするなど、各フロアにおける計画的な改装で品そろえのグレードとテイストの統一を図ると同時に、買物環境を改善することで、利便性と買回り性の向上に尽力した。

一方、免税売上高は、訪日外国人の買上単価の下落により前年実績を下回った。

催事は、「新海誠監督作品「君の名は。」展」や「シンプルの正体ディック・ブルーナのデザイン展」を開催するなど、独自性と話題性のある企画によって集客力を高め、売上の向上に努めた。

浅草店は、入居する商業施設「EKIMISE」との相乗効果の発揮に取り組み、施設内を買い回るお客の需要を取り込むプロモーションの強化や、松屋浅草開店85周年記念を切り口にお客への積極的な商品提案をするなど、業績の向上に尽力した。

通期は、売上高870億円、営業利益17億円、経常利益16億円、当期利益10億円の見通し。

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