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いなげや/4~6月、営業損失4億1200万円

2018年08月07日 12:40 / 決算

いなげやが8月7日に発表した2019年3月期第1四半期決算は、売上高620億7900万円(前年同期比2.4%減)、営業損失4億1200万円(前期は3億4400万円の営業利益)、経常損失3億4000万円(4億800万円の経常利益)、当期損失3億5500万円(2億1100万円の当期利益)となった。

<いなげや>
いなげや

スーパーマーケット事業の売上高は494億5000万円(2.3%減)、営業損失は6億1800万円(1億6900万円の営業利益)となった。

いなげやにおいて練馬関町店(東京都練馬区)、ブルーミングブルーミーひばりが丘パルコ店(東京都西東京市)の2店を新設し、一方、2店を閉鎖した。

既存店の活性化を引き続き推進し、川崎南加瀬店(川崎市幸区)、ina21杉並新高円寺店(東京都杉並区)など合計6店の改装を実施した。期末店舗数は、いなげやの140店と三浦屋の12店を合わせて152店となった。

商品開発と売場づくりは「Ready to」「シニア」「健康」「地産地消」を基本方針として、自社のポイントカードである、「ing・fan(アイエヌジー・ファン)カード」による分析データなどをもとに、地域のお客様の暮らしぶりを理解することで競合他社に対する優位性を高め、一層の収益安定化に努めた。

店舗改装を機に「くつろぎスペース」を積極的に設置し、買い物前後の休憩や、各種イベントの開催など、地域交流の新たな価値創造の場として活用した。

ドラッグストア事業の売上高は103億5700万円(0.7%減)、営業利益は1億4500万円(2.0%減)となった。

調剤薬局西府駅前店(東京都府中市)、調剤薬局田無芝久保店(東京都西東京市)の2店を新設し、一方、2店を閉鎖した。

既存店の活性化を引き続き推進し、世田谷鎌田店(東京都世田谷区)、調布国領店(東京都調布市)の2店の改装を実施した。期末店舗数は132店となった。

通期は売上高2570億円(0.8%増)、営業利益36億5000万円(1.5%増)、経常利益38億5000万円(0.1%増)、当期利益11億5000万円(0.8%増)の見通し。

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