あらた/4~9月、化粧品・医薬品好調により売上高3.1%増
2018年11月05日 10:30 / 決算
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あらたが11月2日発表した2019年3月期第2四半期の連結決算は、売上高3810億8100万円(前年同期比3.1%増)、営業利益44億7800万円(0.1%増)、経常利益46億7300万円(3.5%減)、純利益33億3200万円(3.1%増)となった。
売上面は、天候不順による殺虫剤を始めとした季節商品の不振、相次ぐ自然災害の影響を受けたが、増収を確保した。
季節商品などの売上高減少による収益の低下をHealth&Beautyカテゴリーに注力し販売を拡大することにより売上総利益率10.29%となっている。
売上総利益率の低下を十分には賄うことはできず、営業利益率は1.18%となり、営業利益は前年同期に対して微増。
経常利益は、今後の売上高増加に伴い必要となる運転資金をより安定的に優位な条件で調達できるように設定した500億円のコミットメントラインの初期手数料を第1四半期連結会計期間に計上したことの影響により減益となっている。
調達コストが従来よりも低減できるため、通期においては収益に対する影響はなく、また中長期に亘っては経費削減につながる施策となっている。
2019年3月期通期の連結決算は、売上高7600億円(前期比3.7%増)、営業利益97億円(9.5%増)、経常利益100億円(5.9%増)、純利益65億円(2.2%増)を予想している。
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