あらた/4~12月、利益率高い商品の販売拡大し売上高3.2%増
2019年02月06日 10:00 / 決算
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あらたが2月5日に発表した2019年3月期第3四半期の連結決算は、売上高5781億2500万円(前年同期比3.2%増)、営業利益69億2800万円(0.0%)、経常利益72億8500万円(1.9%減)、純利益52億800万円(0.0%)となった。
売上面は、天候不順による殺虫剤を始めとした季節商品の不振などの影響を受けた第1四半期、第2四半期からの改善を進め、年間販売計画の達成に向けて利益率の高い商品の販売拡大と生産性向上に向けた施策を実施。
利益面では、販売費。一般管理費に関しては2.9%の増加に抑制して販売費及び一般管理費比率は9.08%まで改善した。
売上総利益に関しては、収益性の高いカテゴリーの販売を拡大することにより売上総利益率の向上を図ったが、運賃の増加により、営業利益は前年同期に対して微増となり、営業利益率は1.20%になった。
経常利益は、今後の売上高増加に伴い必要となる運転資金をより安定的に優位な条件で調達できるように設定した500億円のコミットメントラインの初期手数料を第1四半期連結会計期間に計上したことの影響により減益だった。
2019年3月期通期の連結決算は、第3四半期の業績を受け、売上・利益ともに下方修正した。
売上高は前回予想比50億円減の7550億円(前期比3.0%増)、営業利益が11億円減の86億円(2.9%減)、経常利益8億円減の92億円(2.5%減)、純利益1億円減の64億円(0.6%増)を予想している。
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