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伊藤忠食品/4~12月、物流費増で営業利益4.2%減

2019年01月31日 09:20 / 決算

伊藤忠食品が1月31日に発表した2019年3月期第3四半期の連結決算は、売上高5278億8700万円(前年同期比1.8%増)、営業利益39億800万円(4.2%減)、経常利益46億6300万円(2.0%減)、純利益31億8800万円(17.0%減)となった。

「営業・物流・情報・マーチャンダイジング・マーケティング・決済」という卸の基本機能を高め、並行して業務改革のさらなる推進によりローコストオペレーションを追求。

また、重点戦略として位置づけているギフト・酒類分野の強化に努めるとともに、得意先と一体となったブランド商品開発や健康食品の開発を推し進めた。

さらに、WEB関連の取り組みや地域産品の販売支援、子会社で百貨店のグロッサリー売場の運営を行うアイ・エム・シー事業の拡大にも取り組んだ。

売上面は、組織小売業との取引拡大や販路開拓などにより増収。

利益面では、取引拡大により売上総利益額は増加したが、物流費など販売費及び一般管理費が増加したことにより減益を計上した。

純利益は、前年同期に、取引先との経費負担に関する一時的な調整金を特別利益に計上したため、大きく減少している。

2019年3月期通期の連結決算は、売上高6900億円(前期比4.4%増)、営業利益46億円(8.3%増)、経常利益53億円(5.3%増)、純利益36億円(10.7%減)を予想している。

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