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アクシアル/3月期、既存店堅調で増収増益

2019年05月08日 10:50 / 決算

アクシアルリテイリングが5月7日に発表した2019年3月期決算によると、売上高2353億4700万円(前期比1.1%増)、営業利益95億2300万円(5.0%増)、経常利益96億9800万円(5.4%増)、親会社に帰属する当期利益64億2700万円(5.9%増)となった。

<アクシアルリテイリングのホームページ>
アクシアルリテイリング

暖冬小雪の影響で鍋物をはじめとした冬物商材やまとめ買い需要の減少で、既存店の買い上げ点数が0.1%減少したが、付加価値の高い商品の提供、上期の生鮮品の相場高の影響もあり、既存店の一品単価は0.7%増加した。

来店客数は、既存店は最大規模2店の改装・移転の休業の影響で、0.4%減少した。全店では、新店・改装店舗が好調で0.5%増加した。

近年新設したフレッセイ前橋物流センターの運営が軌道に乗ったことに加え、ロジスティクス全体のレベルアップによる品切れ削減、店舗在庫の適正化の取り組み、値下げ廃棄の削減により、商品販売における売上総利益率は0.2%増加し26.1%となった。

出店は、原信小出東店を移転新設、フレッセイ笠懸店、原信旭岡店を新設した。原信河渡店、原信四日町店、フレッセイ吉岡店を改装した。

退店は、原信小出東店の移転新設に伴い、旧・原信小出東店、を閉鎖、フレッセイ笠懸店の新設に伴い、近隣のフレッセイ新桐生店を閉鎖した。フレッセイ鳥山店も退店した。

次期は、売上高2370億円(0.7%増)、営業利益84億円(11.8%減)、経常利益85億円(12.4%減)、親会社に帰属する当期利益56億円(12.9%減)を見込んでいる。

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