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ゼンショーHD/3月期は、牛丼・レストラン・寿司など堅調で増収増益

2019年05月14日 12:20 / 決算

ゼンショーホールディングスが5月14日に発表した2019年3月期決算は、売上高6076億7900万円(前年同期比4.9%増)、営業利益188億3400万円(6.9%増)、経常利益182億1100万円(3.1%増)、当期利益99億2400万円(24.0%増)となった。

<ゼンショー>
ゼンショー

牛丼カテゴリーの売上高は、2143億9000万円(5.3%増)、店舗数は、126店出店、33店退店した結果、2891店となった。内訳は、「すき家」1931店、「なか卯」456店(FC11店含む)。

すき家本部が経営する牛丼チェーンの「すき家」は、お客の多様なニーズに対応できるよう、「すき家de健康」をテーマとして、「お好み牛玉丼」(並盛税込500円)、「白髪ねぎ牛丼」(並盛500円)、食べラー・メンマ牛丼(並盛500円)、豚生姜焼き丼(並盛550円)等を導入し、商品力の強化に取り組んだ。

レストランカテゴリーの売上高は、1293億2600万円(1.1%増)、店舗数は、20店出店、16店退店した結果、1374店(FC79店含む)。

ココスジャパンが経営するファミリーレストランの「ココス」は、メニューのラインアップの強化、ごちそう感のあるフェアメニューの投入と店舗のサービス水準の向上に取り組み、業績の向上に努めた。

ビッグボーイジャパンが経営するハンバーグ&ステーキレストランの「ビッグボーイ」などは、メイン商品のブラッシュアップを図るとともに、サラダバー・スープバーの充実やフェアメニューの投入を行うなど、業績の向上に努めた。

ジョリーパスタが経営するパスタ専門店の「ジョリーパスタ」は、「パスタならジョリーパスタ」をテーマに、パスタ専門店の魅力をよりお客へアピールできるよう、メニューのラインアップの拡充や旬の食材を活かした新商品の投入を行い、一層のおいしさを追求した。

華屋与兵衛が経営する和食レストランの「華屋与兵衛」は、お客の満足度の向上を図るため、旬の食材を活かした商品の開発及び店舗従業員の教育強化によるサービス水準の向上、労働生産性の改善などに努めた。

ファストフードカテゴリーの売上高は、1398億3700万円(5.2%増)、店舗数は、34店出店、10店退店した結果、777店(FC1店含む)。

はま寿司が経営する100円寿司チェーンの「はま寿司」は、積極的な出店による業容の拡大を図るとともに、商品品質の向上、店舗サービスの強化などに努めた。

次期は、売上高6613億6700万円(8.8%増)、営業利益238億4800万円(26.6%増)、経常利益221億3300万円(21.5%増)、当期利益104億6000万円(5.4%増)の見通し。

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