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ローソン/3~8月、おにぎり・麺・スイーツ好調で増収増益

2019年10月09日 17:40 / 決算

ローソンが10月9日に発表した2020年2月期第2四半期決算によると、営業総収入3691億3100万円(前年同期比4.9%増)、営業利益367億6300万円(6.6%増)、経常利益351億4700万円(4.8%増)、親会社に帰属する四半期利益201億700万円(12.1%増)となった。

<ローソン店舗イメージ>

米飯・調理麺では、人気の「悪魔のおにぎり」に新フレーバーが加わり好調に推移。ぷりっとした食感のパスタ各種、季節商品の冷たい麺類が売上に寄与した。

カウンターファストフードでは、6月にリニューアルしたLチキに新フレーバーが加わり、人気を集めたほか、「MACHI cafe」では季節の新商品を発売し品揃えを拡充したことなどにより、販売は好調に推移した。

ベーカリーでは、新シリーズ「マチノパン」が引き続き好調だったほか、既存の定番商品のリニューアルが奏功したことなどにより、売上の増加に貢献している。

デザートでは、3月に発売した「バスチー -バスク風チーズケーキ-」の人気が定着したことに加え、「サクバタ」、和菓子の「どらもっち」など、「Uchi Cafe」スイーツのヒット商品が相次ぎ、売上は前年を大きく上回った。

また、8月末から、新たなラストワンマイルの取り組みとして、東京都内の一部店舗において、フードデリバリーサービス「Uber Eats」を利用し、約100品目の店舗商品を配達する実証実験を開始。同月、神奈川県横浜市の1店舗において、人手不足の対策として、深夜時間帯に売場に店員を配置せず、顧客自身が決済するスマート店舗(深夜省人化)の実験も行った。

「ローソン」「ナチュラルローソン」「ローソンストア100」の国内の出店数は307店舗、閉店数は245店舗となり、8月末日現在の国内総店舗数は1万4721店舗となった。

通期は、営業総収入7270億円(前期比3.8%増)、営業利益608億円(0.0%)、経常利益545億円(5.5%減)、親会社に帰属する当期利益180億円(29.6%減)を見込む。

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