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マックスバリュ西日本/2月期統合の減損などで当期損失53億2700万円

決算/2020年04月13日

マックスバリュ西日本が4月10日に発表した2020年2月期決算によると、営業収益5429億9000万円(前年同期比97.5%増)、営業利益27億4200万円(1.9%増)、経常利益31億7200万円(5.7%増)、親会社に帰属する当期損失53億2700万円(前期は9億9200万円の利益)となった。

マックスバリュ西日本は、2019年3月1日にマルナカ、山陽マルナカと経営統合している。

売上総利益においては、野菜の価格政策の見直し、鮮魚の品揃え構成の見直し、デリカの原価低減などの取組みにより値入率改善が進んだ。しかし、売価変更率削減への取組みでは、発注や製造計画の精度向上、売場在庫状況の細かなチェック、段階値下げによる売り切りの徹底を図ったが、夕方から夜間にかけた品切れ防止を優先させた結果、通期での売価変更率は前期より1.0%増となり、売上荒利率は計画から0.7%減の未達、前期並みの水準に留まり、利益を押し下げる結果となった。

マルナカの上半期課題であった鮮魚、デリカ部門の売価変更率、とりわけ廃棄率の削減が進み、下半期以降、売上荒利率は改善されたものの、通期では計画した率に対し、0.6%減の未達となり、利益を押し下げた。

経営統合に伴う一時的なコスト増が生じたことより、マックスバリュ西日本、マルナカの減損損失が想定を上回る見込みとなった。

マルナカ、山陽マルナカにおいて退職給付制度を確定拠出年金制度に移行したことに伴う退職給付制度終了損が発生。マルナカにおいて繰延税金資産の将来における回収可能性について検討した結果、繰延税金資産を18億5700万円取り崩しが発生したことなどにより、親会社株主に帰属する当期純損失53億2700万円を計上した。

店舗数は、2月末でマックスバリュ西日本184店舗。その内訳は兵庫県80店舗、鳥取県1店舗、岡山県12店舗、広島県36店舗、山口県39店舗、徳島県3店舗、香川県6店舗、愛媛県7店舗だった。

マルナカは144店舗。その内訳は兵庫県7店舗、徳島県26店舗、香川県66店舗、愛媛県26店舗、高知県19店舗。山陽マルナカは61店舗となり、その内訳は兵庫県6店舗、岡山県52店舗、広島県3店舗となっている。

次期は、営業収益5480億円(0.9%増)、営業利益35億円(27.6%増)、経常利益36億円(13.5%増)、親会社に帰属する当期利益5億円を見込んでいる。

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