花王/2015年12月期、純利益988億円
2016年02月03日 12:20 / 決算
花王が2月3日に発表した2015年12月期の連結決算は、売上高が前期比5.0%増の1兆4717億9100万円、営業利益は23.3%増の1643億8000万円、経常利益が22.0%増の1692億7300万円、純利益は24.2%増の988億6200万円となった。
売上高は、為替変動の影響を除く実質2.8%増だった。コンシューマープロダクツ事業では、日本において、市場の伸長、新製品の発売、販売促進活動の強化などによりシェアが拡大し、売り上げが伸長した。海外においては、アジアが好調だった。
利益面では、主に日本のヒューマンヘルスケア事業、アジアのコンシューマープロダクツ事業の増収効果と、天然油脂や石化原料を中心とした原材料価格の低下などにより、増益を計上した。
2016年12月期通期は、売上高1兆5100億円(前期比2.4%増)、営業利益1840億円(9.7%増)、経常利益1830億円(10.0%増)、純利益1200億円(14.2%増)を予想している。
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