不二家/2016年1~3月、純利益約15倍に
2016年04月26日 13:50 / 決算
不二家が4月26日に発表した2016年12月期第1四半期の連結決算は、売上高が266億5600万円(前年同期比1.2%増)、営業利益は8億3900万円(約2.7倍)、経常利益が8億6500万円(約2.3倍)、純利益は4億4300万円(約15倍)だった。
洋菓子部門は低調だったが、製菓部門では「カントリーマアム」、「ホームパイ」、「ミルキー」といった主力ブランドを活用した新製品を投入し、売上確保に取り組んだ。
発売65周年を迎えた「ミルキー」の売上は、キャンディ群全体の売上伸長に貢献した。
一方、「カントリーマアム」、「ホームパイ」については、消費者の低価格志向を受けて徳用大袋製品を中心に販売が好調に推移し、大型生産ラインの稼働率が向上した。
これにより前期に整備した「カントリーマアム」ラインが生産性向上に効果を発揮し、収益性を大幅に改善した。
2016年12月期の連結決算は、売上高1060億円(前期比1.9%増)、営業利益18億円(21.6%増)、経常利益18億円(18.2%増)、3億円(約2倍)を予想している。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。