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アクシアルリテイリング/4~12月は外食控え内食シフトで増収増益

2021年02月02日 10:30 / 決算

アクシアルリテイリングが2月2日に発表した2021年3月期第3四半期決算によると、売上高1944億5800万円(前年同期比7.6%増)、営業利益107億9200万円(47.5%増)、経常利益111億6900万円(48.5%増)、親会社に帰属する当期利益74億9100万円(51.6%増)となった。

新型コロナウイルス感染を予防するため、来店頻度を減らすお客の動向や、帰省回避、地域の催事・祭り中止などがあり、来店客数は、既存店で3.0%減少した。一方で、新規出店が好調だった下支え効果があり、全店の客数は2.1%減にとどまった。

来店頻度を減らす分、来店時にまとめ買いをする、食事は外食を控えて店舗で購入し内食・中食で済ます動向や猛暑の影響が押し上げ要因となり、買上点数は、既存店8.3%増、全店8.4%増となった。

野菜相場が高めに推移し、一品単価を押し上げた。外食を控える分、付加価値の高い商品の需要があり、食品全般について一品単価を押し上げる影響があった。この結果、一品単価は、既存店1.5%増、全店1.6%増と堅調だった。買上点数、一品単価ともに前年同期を上回ったことから、客単価は、既存店9.9%増、全店10.2%増と伸長した。

通期は、売上高2550億円(5.9%増)、営業利益110億円(16.2%増)、経常利益115億円(18.5%増)、親会社に帰属する当期利益75億円(20.2%増)を見込んでいる。

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