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リンガーハット/3~5月営業損失6億円、テイクアウト・デリバリーは伸長

2021年07月16日 10:35 / 決算

リンガーハットが7月14日に発表した2022年2月期第1四半期決算によると、売上高78億9200万円(前年同期比10.2%増)、営業損失6億2700万円(前期は23億7700万円の損失)、経常利益3億5300万円(前期は24億9400万円の損失)、親会社に帰属する当期利益1億500万円(前期は17億8200万円の損失)となった。

既存店の売上高は、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置を発出された都道府県を中心に、酒類販売自粛や店舗営業時間短縮を余儀なくされたが、テイクアウトやデリバリー販売の売上が伸びたこともあり、グループ全店舗計で、第1四半期連結累計期間の既存店売上高前年比率は26.3%増となっている。

営業外収益には、営業時間短縮要請に係る時短協力金等を補助金収入として10億5900万円を計上した。

コロナ禍の施策としては、顧客の消費スタイルの変化に伴いテイクアウトやデリバリー販売を強化するための出前代行サービスの選択肢を拡充するとともに、その対応可能店舗を拡大した。

出退店は、国内で6店舗、海外で1店舗を退店。その結果、5月末のグループ合計の店舗数は、国内686店舗、海外11店舗の計697店舗(うち直営店舗497店舗、フランチャイズ店舗200店舗)となっている。

長崎ちゃんぽん事業は、売上高は62億4000万円(15.0%増)、営業損失は6億2400万円(前年同期営業損失20億7400万円)。

とんかつ事業は、売上高は16億800万円(4.0%減)、営業損失は5500万円(前年同期営業損失3億3600万円)。

通期は、売上高370億円(8.7%増)、営業利益4億円、経常利益14億5000万円、親会社に帰属する当期利益8億円を見込んでいる。

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