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カワチ薬品/4~12月はセルフレジ導入などコスト削減も営業利益28.3%減

2022年01月27日 10:20 / 決算

カワチ薬品が1月27日に発表した2022年3月期第3四半期決算によると、売上高2114億9800万円(前年同期比2.1%減)、営業利益62億5800万円(28.3%減)、経常利益70億700万円(25.8%減)、親会社に帰属する当期利益46億3400万円(25.8%減)となった。

ドラッグストア業界では、前年同時期に感染症拡大の影響から、予防関連商材や内食需要が増加したこと対し、今期は一時感染者数が減少傾向となったこと等から、前年の需要増加の反動減の影響を受けるなど、厳しい環境が続いた。

このような中、グループでは、底堅く推移する予防関連商材や内食志向や生活必需品等の需要増に対応するべく、店舗の改装や営業時間の延長等による利便性の向上を図る一方、セルフレジ導入等によりコスト低減に努めた。

新規出店では、既存地区である福島県、茨城県、栃木県、群馬県、千葉県に各1店舗、計5店舗を出店した。調剤薬局では、宮城県、福島県、茨城県に各1件、計3件を既存店に併設した。一方で、青森県の1店舗を退店し、栃木県の調剤薬局を1件閉局した。これによりグループの店舗数は、計350店舗(内、調剤併設125店舗)となった。

通期は、売上高2820億円(0.9%減)、営業利益80億円(24.2%減)、経常利益90億円(22.3%減)、親会社に帰属する当期利益58億円(18.4%減)を見込んでいる。

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