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トリドールHD/4~12月はテイクアウト・デリバリー強化で営業利益145億円

2022年02月15日 10:10 / 決算

トリドールホールディングスが2月14日に発表した2022年3月期第3四半期決算によると、売上収益1169億2200万円(前年同期比16.0%増)、営業利益145億600万円(前期は17億2700万円の損失)、税引前利益139億4800万円(前期は32億8200万円の損失)、親会社に帰属する当期利益91億2100万円(前期は22億900万円の損失)となった。

国内では、主力業態丸亀製麺において、コロナ禍における店舗での感染防止策を実施したほか、うどん弁当の販売などテイクアウト策を強化するなど、収益の維持、拡大に向けた各種施策を積極的に実施した。また、海外では、新規出店を継続するとともに進出国の市場を見極め不採算店の閉店等を実施したほか、コロナ禍における各地域の状況を鑑み、テイクアウト、デリバリーの強化を行うなどの施策を実施した。

第3四半期連結累計期間の店舗数は79店舗出店(うちFC等37店舗)、108店舗退店(うちFC等51店舗)した結果、グループの期末営業店舗数は前連結会計年度末に比べ、29店舗(うち、FC等14店舗)減少して1718店舗(うち、FC等398店舗)となった。

丸亀製麺では、ロードサイド6店舗を出店し、26店舗を閉店したことにより、期末営業店舗数は835店舗となった。新型コロナウイルス感染症の影響はあったものの、売上収益は709億4400万円(16.0%増)となり、セグメント利益は91億6600万円(424.5%増)だった。

海外事業では、65店舗(うち、FC等37店舗)を出店し、60店舗(うち、FC等51店舗)を閉店したことにより、期末の営業店舗数は631店舗(うち、FC等390店舗)となった。新型コロナウイルス感染症の影響はあったものの、売上収益は310億200万円(37.3%増)、セグメント利益は22億400万円(103.8%増)だった。

その他では、8店舗を出店し、22店舗を閉店したことにより、期末の営業店舗数は252店舗(うち、FC等8店舗)となった。その他には「カフェ」「豚屋とん一」「とりどーる」「丸醤屋」「長田本庄軒」「まきの」「ずんどう屋」「晩杯屋」等が含まれている。この結果、売上収益は149億7600万円(12.4%減)となり、セグメント利益は3億5900万円(188.3%増)だった。

通期は、売上収益1550億円(15.0%増)、営業利益113億円、税引前利益102億円、親会社に帰属する当期利益54億円を見込んでいる。

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