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関西フードマーケット/3月期、3社統合初の決算は売上高2842億円

2022年05月12日 10:50 / 決算

関西フードマーケットが5月11日に発表した2022年3月期決算によると、売上高2842億6500万円、営業利益58億200万円(前期は27億3100万円の利益)、経常利益49億4000万円(前期は30億8600万円の利益)、親会社に帰属する当期利益83億6800万円(前期は20億500万円の利益)となった。

2021年12月15日付で自社を株式交換完全親会社、イズミヤを株式交換完全子会社とする株式交換、並びに、自社を株式交換完全親会社、阪急オアシスを株式交換完全子会社とする株式交換を実施した。

2022年3月期(2021年4月1日~2022年3月31日)の連結経営成績は、イズミヤ及び阪急オアシスの2社の通期(2021年4月1日~2022年3月31日)の経営成績と、関西フードマーケット、関西スーパーマーケット、KSPの3社の第4四半期連結会計期間(2022年1月1日~2022年3月31日)の経営成績からなる連結数値となる。

イズミヤの経営成績は、売上高1390億900万円(4.5%増)、営業利益25億6600万円(17.1%減)となった。スーパーセンター内の食品部門の取り込みで増収となったが、既存店での前年の巣ごもり需要の反動による売上減と、コスト増で減益となった。

阪急オアシスは減収となったものの、売上総利益率の改善により、増益となった。高利益体質への転換を基本方針として掲げ、マーケット対応力の強化などに取り組んだ。関西スーパー事業の売上高は、前年並みを確保したが、営業利益は減益となった。お客、従業員、地域とともに環境問題への取組みや社会貢献を通じて問題解決を行う「トータルソリューション型スーパーマーケット」の実現に取り組んだ。

次期は、売上高3840億円(35.1%増)、営業利益80億円(37.9%増)、経常利益75億円(51.8%増)、親会社に帰属する当期利益38億円(54.6%減)を見込んでいる。

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