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ファミリーマート/3~11月事業利益9.3%減、既存店日商は4.3%増

2023年01月12日 15:00 / 決算

ファミリーマートが1月12日に発表した2023年2月期第3四半期決算によると、営業収益3498億5700万円(前年同期比0.4%増)、事業利益562億3100万円(9.3%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益330億400万円(65.3%減)となった。

営業収益は前年同期差13億円増の増益。「ファミマのブラックフライデー」キャンペーンやファミペイのスマホくじ祭りなど各種施策に加え、価格以上の付加価値を感じられる商品づくりや売場とマーケティングの連携が奏功し、第3四半期累計で前年同期比客数は2.9%増、客単価も1.4%増と共に伸長している。

既存店日商は第3四半期累計で4.3%と伸長し、2021年9月から2022年11月の15ヶ月連続で前年を上回り、第3四半期単独では2019年度を超えた。

デジタル化では、人型AIアシスタントによる店長業務サポートの導入店拡大や、無人決済システム導入店の関西初出店など、省人化・省力化と店舗運営力向上の取組みに加え、2023年度中にデジタルサイネージの設置を1万店へ拡大する方針を決定。

SDGsでは、ファミマフードドライブの実施店が約2000店まで拡大し、2022年度目標を前倒しで達成する見込み。また、CO2削減効果が見込まれるバッテリー交換式小型EVトラックの普及促進のため、コンビニエンスストアでは初となる店舗配送実証を開始するなど、独自性のある取組みを実施している。

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