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凸版印刷/折り込みチラシとデジタル広告を最適化するサービス開始

2023年01月12日 13:58 / IT・システム

凸版印刷は1月11日、流通・小売業向けに、折り込みチラシとデジタル広告の最適化を実現し、集客効果を最大化させるサービス「Print to Digital(プリント トゥ デジタル)」の提供を開始した。

<サービスのイメージ>

「Print to Digital」は、デジタルと紙双方での広告効果実績から、店舗単位の来店獲得傾向を把握してデジタル強化店とチラシ強化店のグループ分けを行い、そのグルーピングに応じてアクションと予算を最適化し、前後比較や統計解析検証をワンストップで可能にするサービス。導入によって、集客効果を最大化させることを目指す。

近年のデジタル化の流れは、店舗を運営する流通・小売業にも多大な影響を与え、折り込みチラシを中心とした集客施策からの脱却が急務となっている。一方で、デジタル広告への期待が高まるも成果に結びつかず、折り込みチラシの「一目で情報が伝わり、全体が把握しやすい」ことを始めとしたメリットもあり、全店舗で一斉にデジタル広告に置き換えることが難しく、そのバランスの最適化が課題となっていた。

このような中で同社は、折り込みチラシとデジタル広告の両方を比較した効果測定が可能な「Print to Digital」を提供開始。店舗毎に予算の最適化が図れるため、課題の解決に貢献していく。

<サービスの特徴>

特徴としては、統合型のデータ分析が可能で、折り込みチラシとデジタル広告の双方による来客獲得状況に加えて、店舗単位のエリア情報、売上実績、会員情報から因果関係を分析できる。さらに、凸版印刷が長年培ってきた豊富な印刷・折り込みのノウハウを活かし、効率的なチラシの配布エリア拡大・縮小方法の提案が可能。加えて、店舗アプリ、SNS、メルマガ、DMなど多岐にわたる店舗集客のクロス分析によって、店舗集客効果の全体最適を実現する。

サービス利用費用は300万円から。広告の配信量、設定内容、店舗数、レポートの内容によって変動する。

同社は今後、「Print to Digital」の提供を通じて、2023年度に関連受注を含め約10億円の売上を目指し、今後さらなるサービス拡張を進め、流通・小売業のDX支援を進めていく。

■サービスサイトURL
https://solution.toppan.co.jp/digital/service/print_to_digital.html

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