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ロイヤルHD/1~3月は個人消費持ち直し全国旅行支援延長で増収増益

2023年05月11日 11:10 / 決算

ロイヤルホールディングスが5月11日に発表した2023年12月期第1四半期決算によると、売上高316億3400万円(前年同期比42.9%増)、営業利益16億1700万円(前期は10億3300万円の損失)、経常利益13億2700万円(前期は8億9200万円の損失)、親会社に帰属する当期利益9億7500万円(前期は10億5800万円の損失)となった。

<ロイヤルホスト>
ロイヤルホスト

同日、2023年12月期第2四半期連結累計期間の連結業績予想数値を上方修正した。売上高637億円(前回予想比3.2%増)、営業利益21億円(同162.5%増)、経常利益15億円、親会社に帰属する当期利益10億円とした。

第2四半期連結累計期間(2023年1月1日~2023年6月30日)の連結業績予想は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が沈静化し、行動制限や海外からの入国制限が緩和されるなかで、消費活動は段階的に正常化に向うものと見込んでいた。しかし、新型コロナウイルス感染症の5類への移行を控えて、個人消費の持ち直しの傾向が強まっていることに加えて、全国旅行支援の期間延長や訪日外国人客の増加も下支えし、外食や宿泊の需要回復は底堅いものとなっていることから、全ての事業セグメントにおいて、売上高は想定を上回る水準で推移している。

また、原材料価格や光熱費の上昇傾向は継続しているものの、各事業における増収と各種経営施策による費用低減が寄与し、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益が前回発表予想を上回る見込みとなった。なお、2023年12月期(通期)の連結業績予想は、外部環境の不確実性を考慮し、現時点では、2023年2月14日に公表した業績予想から修正は行っていない。

通期は、売上高1310億円(25.9%増)、営業利益44億円(100.7%増)、経常利益30億円(39.1%増)、親会社に帰属する当期利益28億円(1.7%増)を見込んでいる。

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