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アインHD/5~7月、処方せん単価・枚数ともに上昇し増収増益

2023年09月05日 10:30 / 決算

アインホールディングスが9月1日に発表した2024年4月期第1四半期決算によると、売上高946億5400万円(前年同期比16.2%増)、営業利益36億1000万円(31.1%増)、経常利益38億8100万円(25.6%増)、親会社に帰属する当期利益21億4000万円(25.5%増)となった。

<アインホールディングス>

ファーマシー事業では、医療機関等との連携、お薬手帳等を活用した服薬情報の一元的・継続的な把握、在宅医療対応等により、患者が住み慣れた地域で安心して医療を受けることができるよう、「かかりつけ薬剤師・薬局」の機能発揮に取り組んだ。

今回、新型コロナウイルス感染症治療薬を含めた高額医薬品処方への対応が増加傾向にあることで処方せん単価は上昇するとともに、新型コロナウイルス感染症の位置づけが5類感染症へ移行したこと等による外来受診抑制が緩和したことで、処方せん枚数は増加した。同期間の出店状況は、M&Aを含め、グループ全体で合計10店舗を出店し、3店舗の閉店、1店舗の事業譲渡により、グループにおける薬局総数は1215店舗となった。

コスメ&ドラッグストア事業は、国内外の人流の回復により客数が堅調に推移するとともに、顧客の購買傾向が感染症対策商品から、自社の強みであるコスメ等へ変化している。引き続き、購買動向を注視し、商品力の強化や魅力的な売場づくりを行った。同期間の出店状況は、1店舗を出店し、1店舗を閉店したことで、コスメ&ドラッグストア総数は78店舗となった。

通期は、売上高3750億円(4.5%増)、営業利益156億6300万円(2.1%減)、経常利益163億200万円(4.5%減)、親会社に帰属する当期利益82億5000万円(10.7%減)を見込んでいる。

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