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PLANT 決算/10月~3月増収増益、機械化などで粗利改善し通期上方修正

2024年04月25日 15:43 / 決算

PLANTが4月25日に発表した2024年9月期第2四半期決算によると、売上高489億5600万円(前年同期比4.1%増)、営業利益12億3200万円(95.9%増)、経常利益13億円(64.7%増)、四半期純利益9億1100万円(6.2%増)となった。

収益力強化の取組としては、既存店活性化により客数・売上増を図るため、ワクワク感が感じられる売場を目指し、改装を実施するという。その中で、瑞穂店・伊賀店の改装効果を検証し、成功事例を他店舗にも展開していく。

PB商品を開発強化し、目的来店性・粗利率アップを図る。アパレルを中心に商品開発の強化を行い、特に開発が進んでいなかった婦人服を中心に開発を進めている。

人口減による人手不足・労働単価上昇への対応として機械化などを推進し、業務を合理化。一部店舗では、キャッシュレス専用セルフレジでの現金決済を可能として、セルフレジの利用客数の増加を狙う。精肉部門では、輸送態勢の見直しを実施し、チャンスロス・ロスの削減及び店舗での作業時間の短縮を進めてきた。

結果、売上高が計画を若干上回ったことに加え、継続して取り組んできた「粗利改善策」効果により、売上総利益率が計画を上回る状況で推移していることから、通期の営業利益、経常利益、四半期純利益を上方修正する。

売上高980億円(0.5%増)、営業利益は2億円増の20億円(27.4%増)、経常利益は2億円増の21億円(15.0%増)、四半期純利益は1億5000万円増の15億円(718.4%増)を見込んでいる。

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