ビックカメラ 決算/9~11月増収増益、5年で売上高1兆1000億円目指す
2025年01月14日 16:32 / 決算
ビックカメラが1月14日に発表した2025年8月期第1四半期決算によると、売上高2241億6900万円(前年同期比6.5%増)、営業利益44億5300万円(75.9%増)、経常利益48億200万円(56.8%増)、親会社に帰属する当期利益28億600万円(113.6%増)となった。
同社グループは2024年10月に「ビックカメラグループ中期経営計画~Vision 2029~」を策定。2029年8月期までの5年間で、売上高1兆1000億円、営業利益400億円、ROE(自己資本当期純利益率)10.5%を目指す方針を打ち出した。
店舗展開では、グループ会社のコジマが2024年11月30日に「コジマ×ビックカメラ CiiNA CiiNA 屯田店」を北海道札幌市にオープン。また、2024年10月23日には大阪市に、酒類とインバウンドに特化した専門店として、ビック酒販が「ビックカメラリカー 大丸心斎橋店」を、日本空港ビルデングとの合弁会社であるAir BICが「Air BicCamera 大丸心斎橋店」をそれぞれ開店した。
セグメント別では、主力の物品販売事業の売上高が2210億6100万円(6.6%増)、経常利益が42億1900万円(61.5%増)。BSデジタル放送事業は売上高27億5300万円(1.7%減)、経常利益5億9500万円(41.4%増)となった。
通期は、売上高9520億円(3.2%増)、営業利益265億円(8.7%増)、経常利益284億円(6.5%増)、親会社に帰属する当期利益152億円(9.3%増)を見込んでいる。
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