クオールHD 決算/4~6月増収増益、売上高・利益ともに過去最高

2025年08月14日 10:20 / 決算

クオールホールディングスが8月8日に発表した2026年3月期第1四半期決算によると、売上高717億3000万円(前年同期比17.5%増)、営業利益35億9200万円(23.2%増)、経常利益36億3500万円(22.6%増)、親会社に帰属する当期利益18億5600万円(120.2%増)となった。

クオールホールディングスのロゴマーク

売上高と各段階利益で過去最高となった。

2025年4月に「第一三共エスファ」の株式29%を追加取得し、株式保有割合80%とした。第一三共エスファが2024年12月に発売したAG製品3成分7品目が業績に大きく寄与した。

「薬局事業」の売上高は428億4000万円(4.3%増)、営業利益は17億5100万円(7.4%増)。医療DX推進体制整備加算の取得が進んだことや、後発医薬品の使用割合が増加したことで、技術料単価が上昇した。

新規出店により4店舗増加した一方、閉店により7店舗減少し、全体で店舗数は945店舗となった。

「BPO事業」の売上高は34億8300万円(0.5%増)、営業利益は4億9300万円(14.2%減)。紹介派遣事業で成約件数が増加した一方、人件費・広告宣伝費などのコストが増加した。

「製薬事業」の売上高は254億700万円(54.1%増)、営業利益は23億1500万円(44.3%増)となった。第一三共エスファの新製品が寄与した。

通期は、売上高2800億円(6.1%増)、営業利益155億円(15.1%増)、経常利益156億円(12.8%増)、親会社に帰属する当期利益70億円(35.5%増)を見込んでいる。

クオールHD 決算/3月期増収増益、第一三共エスファ子会社化・調剤報酬改定などで

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