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原信ナルスHD/4月~6月は利益率改善で増収増益

2011年08月01日 / 決算

原信ナルスホールディングスが8月1日に発表した2012年3月期第1四半期決算によると、売上高301億2800万円(前年同期比2.3%増)、営業利益9億9600万円(3.6%増)、経常利益9億6400万円(0.4%増)、当期利益5億1300万円(前期は2億1900万円の当期損失)となった。
販売計画の立案から実行、振り返りまでの一連のサイクルを体系化した週間管理の仕組みが定着し、適正利益の確保につながった。
東日本大震災直後の混乱や生鮮相場の変動といった状況下にあっても、店舗段階での売上総利益率は、0.3ポイント増加し、24.5%になった。
作業計画と連動した労働時間管理や、ISO14001の環境マネジメントと連動した環境コストの削減を進めるほか、様々な形で経営資源の適正利用、使用量の削減の取り組みを継続した。
販売費・一般管理費は、連結全体で前年同期に比べ1億5000万円増加したが、売上高に対する比率は23.5%となり、前年同期と同様になった。
出店、退店なく、前連結会計年度に出店した店舗は、概ね予定を上回る営業実績で推移した。原信吉田店(5月・新潟県燕市・売場面積2050㎡)を改装した。
通期は売上高1245億円(0.9%増)、営業利益39億円(2.0%増)、経常利益39億円(2.4%増)、当期利益18億円(33.6%増)の見通し。

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