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アルファクス・フード・システム/外食向け注文端末、有機EL搭載

2010年02月23日 / IT・システム

外食チェーン向け基幹業務システム・サービスのアルファクス・フード・システム(AFS)は2月23日、レストランなどでオーダーを取り厨房に伝達する注文端末で、現在販売中のオーダーエントリーシステム「オーダーショット」のハンディ端末のカラー液晶に有機EL(エレクトロルミネッセンス)を搭載した新製品を発表した。

同時に液晶保護には強化プラッスチックを採用し、落下の衝撃などに弱いとされていた注文端末の強度を引き上げた。防水性も強化し、水没などでの故障原因をなくした。

新型ハンディ(注文端末)は、従来の無線干渉に強い独自41チャンネルのSS無線搭載に追加して、今後の通信データ量増大に対応し、無線LANチップを搭載した。

標準装備されている無線LANモジュール2.4GHz帯は、飲食店の厨房で使用される電子レンジなどと干渉することが多いことなどから、5.8GHz帯へのモジュールにも変更できる脱着式とした。

今後の周辺機器などと直接通信を可能とする、BLuetooth無線モジュールや、ICダクとの通信を可能とするNFCリーダーなどを搭載しているため、注文端末をそのまま電子決済端末や棚卸端末に利用できるなど多用途に対応できるようになった。価格は従来製品と同価格。

業界初の音声認識チップとマイクを組み込んで、音声によるメニュー検索などを実現。オプションによりブラウザの搭載が可能で、持ち歩き可能なPC端末としての機能も提供する。

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