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梅の花/第3四半期売上高0.5%減、営業利益2.7%増

2009年08月11日 / 決算

梅の花が8月11日に発表した2009年9月期第3四半期決算によると、売上高は216億9900万円(前年同期比0.5%減)、営業利益3億1000万円(2.7%増)、経常利益4800万円(36.4%増)、当期利益1億4700万円(前期は7億100万円の当期損失)となった。

昨年10月より磁気カード式のポイントカード制度を導入しており、来店履歴を蓄積し、予約時に、顧客CTI(Computer Telephony Integration)システムで顧客情報を共有することで、よりきめ細かいサービスを可能とした。また、広告販促手段を雑誌掲載や新聞折り込みからテレビコマーシャルに重点を置き、気軽に来店してもらえる店をアピールした。販売強化策では、2月の節分は「恵方寿司」、3月は雛祭りにちなんだ「ちらし寿司」、4月の花見イベントなど季節感のあるテイクアウト品の販売にグループ全体で取組んだ。

コスト面では、広告販促費や修繕費などの圧縮、テレビ会議システムの導入による出張費用の抑制など削減に努めた。事業別の概況は、外食事業の梅の花は12月に川越店、今年3月に郡山店、4月に静岡店を出店した。また、1月に横手店を長期休業させ、2月に晴海店を閉店し、67店舗(フランチャイズ1店舗含む)体制とした。チャイナ梅の花は4店舗、かにしげは3店舗、その他は2店舗で、外食事業の全店舗数は76店舗となった。売上高は135億2500万円(1.9%減)、営業利益は11億3300万円(4.5%増)となった。

テイクアウト事業では寿司テイクアウト店を8店舗出店する一方、7店舗を退店し、131店舗体制とした。梅の花テイクアウト店は1店舗を出店、2店舗を古市庵店舗に統合し、2店舗を閉店。16店舗となった。その他店舗は5店舗を閉店し全店舗数は152店舗。売上高は81億7400万円(1.9%増)、営業損失1億4000万円(前期は営業損失2900万円)となった。

通期は売上高280億3500万円(1.7%減)、営業利益3億9600万円(696.6%増)、経常利益1億7500万円、当期利益1億8800万円を見込んでいる。

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