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リンガーハット/第1四半期の営業利益6.7倍

2010年07月12日 / 決算

リンガーハットが7月12日に発表した2011年2月期第1四半期決算によると、売上高は83億2500万円(前期比6.2%増)、営業利益3億8800万円(6.7倍)、経常利益3億3100万円(前期は2600万円の経常利益)、当期利益2億4900万円(6.5倍)となった。

タイ国1号店を含めグループで10店舖を出店、1店舖を閉店し、期末店舗数は計566店舖(うちフランチャイズ店舖120店舖)となった。

長崎ちゃんぽん事業では、クレーム撲滅と顧客満足度の向上に取り組み、段階的に麺増量サービスの実施店舖数と実施時間帯を拡大し、6月15日から全店舗で終日実施している。既存店売上高は6.4%増となった。売上高は58億7700万円(10.3%増)、営業利益は3億2200万円(955.7%増)と大幅な増収増益となった。

とんかつ事業は税込価格表示への一本化や、ロードサイド、ショッピングセンター内の店舗に品揃えや価格を変える試みも一部で開始した。しかし、5月に発生した口蹄疫の風評被害などが影響し、既存店売上高は3.3%減、売上高は23億3000万円(2.1%減)。営業利益は仕入単価低減、内製化による原価低減などが奏功し2億6500万円(30.0%増)と増益を確保した。

和食事業の売上高は5600万円(2.0%増)、営業損失は100万円(前期は営業損失400万円)となった。

通期は売上高338億円(4.4%増)、営業利益12億9000万円(38.1%増)、経常利益11億8000万円(50.6%増)、当期利益7億5000万円(43.8%増)を見込んでいる。

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