国分／CVS子会社がネット活用の卸事業開始

2010年10月28日／経営

国分の子会社である国分グローサーズチェーンは11月24日から、インターネットを活用した法人会員向け商品供給事業となる「ネット卸事業」の営業を開始する。

少子高齢化や過疎化等の社会情勢の変化に伴い、流通機能や交通網の弱体化したエリアでは、小売業・飲食店業における商品仕入が困難となる状況が深刻化しつつある。

取扱商品は、酒類・食品・菓子で、インターネットの特性である検索性や双方向性の活用により、取引先のニーズに合わせた商品を提案・供給可能な仕組みとして、ネット卸事業を展開するという。

事業構築にあたっては、関東国分の商品調達・物流拠点機能を活用し、ヤマト運輸の宅急便と連携することにより、全国の取引先のニーズに迅速に対応できるサービスを提供する予定だ。

両社は、商品調達が困難なエリアにおける地域生活インフラを支える流通事業促進をテーマに、協力体制のもと、取り組みを開始するという。

■問屋国分ネット卸
http://netton.kokubu.jp/

関連記事