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東都水産/4~12月は売上高4.0%減、営業利益50.3%減

2013年02月07日 / 決算

東都水産が2月7日に発表した2013年3月期第3四半期決算は、売上高967億2500万円(前年同期比4.0%減)、営業利益3億4500万円(50.3%減)、経常利益3億9700万円(50.4%増)、当期利益3億3300万円(50.9%減)となった。

水産物卸売市場業界は、消費者の根強い低価格・節約志向、市場外流通の増加、市場間競争の激化に加え、放射能汚染による出荷制限など厳しい事業環境が続いた。

水産物卸売事業は、売上単価、取扱数量ともに前年同期を下回り、売上高は前年同期と比べ4.5%減の893億1200万円となった。売上総利益率の低下に加え、回収に懸念のある債権に対し貸倒引当金を追加計上したため、人件費等の削減に努めたものの、営業損失5億5100万円(前期は営業利益2億4100万円)となった。

特別利益として、環状第2号線整備に係る東京都からの物件移転補償である「受取補償金」1億9500万円、東京電力の福島原子力発電所における事故に伴う損害賠償金である「受取損害賠償金」6700万円を計上した。

通期は、売上高1250億円、営業利益2億8000万円、経常利益3億6000万円、当期利益2億9000万円の見通し。

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