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ケーズHD/4~9月の売上高2.8%減、営業利益14.0%増

2014年11月06日 / 決算

ケーズホールディングスが11月6日に発表した2015年3月期第2四半期決算によると、売上高は3173億3000万円(2.8%減)、営業利益は77億5500万円(14.0%増)、経常利益は118億3800万円(13.0%増)、当期利益は75億5100万円(35.2%増)となった。

売上高は4月以降の消費税増税による駆け込み需要の反動減やスマートフォンの販売低迷などで携帯電話が前年同期を下回った。

天候不順によりエアコン等の季節商品が前年を下回ったこともあり、前期末の消費税増税前の駆け込みによる受注残高が計上されたことによる底上げ要因はあったものの、全体として前年同期を下回る厳しい結果となった。

テレビは大画面・高画質な商品への買い換えが進んだことや節電・省エネ、更には安心・安全・健康志向は引き続き高く、冷蔵庫、洗濯機やクリーナー等の高付加価値商品が販売されたことにより営業利益、経常利益は前年同期を上回った。

また、減損損失が前年同期に比べて大きく減少したことにより、当期利益は大きく伸長した。

出店退店状況は、直営店15店を開設し、直営店7店を閉鎖して店舗網の強化・経営の効率化を図ってきた。

通期は、売上高6700億円(4.4%減)、営業利益213億円(9.9%減)、経常利益288億円(8.6%減)、当期利益174億円(0.5%減)を見込んでいる。

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