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三越伊勢丹HD/3月期は売上高3.7%減、営業利益4.5%減

2015年05月11日 / 決算

三越伊勢丹ホールディングスが5月11日に発表した2015年3月期決算は、売上高1兆2721億3000万円(前年同期比3.7%減)、営業利益330億8300万円(4.5%減)、経常利益345億6300万円(10.1%減)、当期利益298億8600万円(41.2%増)となった。

「常に上質であたらしいライフスタイルを創造し、お客の生活の中のさまざまなシーンで役に立つことを通じて、お客一人ひとりにとっての生涯にわたるマイデパートメントストアとなり、高収益で成長し続ける世界随一の小売サービス業グループ」の実現に向けて取り組んだ。

3月には伊勢丹新宿本店の上層階の改装を行い、お客への新たな価値提供に取り組んだ。三越日本橋本店では、日本橋エリア再開発に合わせて地域一体の取り組みを推進した。

三越銀座店では、海外からのお客の増加もあり、多くの百貨店が苦戦するなか、前年実績を上回る結果を残した。

百貨店業で培った強みを生かした中小型店の商業施設への出店や、WEB事業の強化に取り組んだほか、関係会社でも、グループ各社に対する営業支援体制の効率化促進や、外部営業の強化に取り組んだ。

来期は、売上高1兆3000億円、営業利益350億円、経常利益350億円、当期利益250億円の見通し。

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