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浅草六区/50店の新商業施設「まるごとにっぽん」、目標年商30億円

2015年12月14日 / トピックス商品店舗店舗リポート

まるごとにっぽんは12月17日、東京・浅草に開業する「東京楽天地浅草ビル」1~4階に、商業施設「まるごとにっぽん」をオープンする。14日、関係者向けに内覧会を開催した。

<東京楽天地浅草ビル>
東京楽天地浅草ビル

浅草で地方の魅力が体験できる商業施設で、見て、食べて、持ち帰って、旅気分を味わえるのが特徴。

フロア構成は、1階食品、2階日用品、3階情報発信、実演・体験、4階飲食で、合計売場面積は約3732㎡。年間集客想定は372万人以上、年間売上想定は30億円とした。

<1階>
1階

全国各地の地産セレクトグルメを扱う食物販店舗や地方に伝わる伝統を活かし新しいモノづくりに取り組む物販店舗、全国の市町村が集まる「おすすめふるさと」とコラボレーションするサービス店舗、浅草の景色を楽しみながら旬の味覚が楽しめる飲食店など、全4フロアに、飲食店8店、物販37店、その他5店の合計50店を集積した。

<2階>
2階

浅草の2014年6月の1日当たりの歩行者交通量は平日で2万5000人、休日で5万人。毎年約2800万人の観光客で賑わい、伝統文化が根付く浅草に、全国各地の魅力が詰まった地域情報の統合拠点を作り、地方自治体や地方事業者が出店できる仕組みを構築することで、「真の地域振興の拠点」を目指す。

施設のテーマは、風土巡礼で、観光地として国内外の多くで賑わい、日本文化を体感できる浅草で、地方事業者が、モノ・コト・ヒトの魅力を発信する。

<3階>
3階

まるごとにっぽんの小笠原功社長は「都市部への人口流出や後継者不足で徐々に疲弊している地方都市が増える中、地方創生の足掛かりとなる施設を作りたいとの思いがあった。また、親会社の東京楽天地が70年間商売をしてきた浅草六区の賑わいを取り戻したい思いから、浅草に施設を開業した」と語る。

<4階>
4階

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