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ハウスクリーニングやリペアショップをFC展開する長谷川興産は11月29日、世田谷区に新規事業としてフローズンヨーグルト専門店「red mango(レッドマンゴー)下北沢店」をオープンする。
レッドマンゴーは、2002年に韓国で創業し、アメリカでは275店、世界では2か国55都市に400店以上を展開するフローズンヨーグルト専門店。下北沢店は日本進出1号店で、1階に注文カウンター、2階に客席22席を配置、店舗面積は2フロア合計で26坪とした。
日本国内では、長谷川興産がレッドマンゴーのエリアフランチャイジーとなり、来年の春から夏にかけて、浅草と吉祥寺に直営店を出店する。吉祥寺店は3フロア構成の路面店とし、3階にフランチャイズ事業を展開する上で必要な、従業員の研修施設を設置する予定だ。
下北沢店を含め、直営3店で個店単位での収益モデルを確立し、2015年10月1日から、本格的なフランチャイズ募集を開始する。2020年9月までに200店、1店当たり平均年商4000万円~5000万円で、チェーン売上高80億~100億円の事業規模を目指す。
出店形態は、路面店のほか、ショッピングモール、フードコートなどを予定。海外では、客席を持つ店舗が基本だが、出店コストの高い日本に市場に対応し、テイクアウト専門の店舗形態も検討する。
レッドマンゴーは創業地の韓国やアメリカでは上質なフローズンヨーグルト専門店の位置づけで、メニュー価格は高めとなっている。日本では、アイスクリームチェーン店などの競合も激しいため、海外よりもやや低めの価格設定とした。
主力のフローズンヨーグルトは、プレーン、チョコレート、ストロベリー、マンゴーの4種類で、ペンギン(S・140g税別380円)、パンダ(M・240g550円)、マンモス(L・280g・2種類も可650円)とした。提供サイズは、海外仕様では量目が多いため、日本人が食べきれる量目に変更した。
ブルーベリー、ストロベリー、マンゴーといったフルーツやパンプキンシード、アーモンドスライス、チョコクランチなど17種類のトッピングを用意し、1スプーン50円で提供する。
商品の平均価格は660円程度だが、想定客単価は600円前後とした。1日平均250人程度の来店で、月商450万円~600万円を目標とした。土日の集客増やセットメニューによる単価アップなどで、最終的には目標年商で6000万円を目指す。
レモンスライスやブルーベリーなど漬け込んだビタミンティ―(480円)やレギュラーコーヒー(290円)、カフェラテ(340円)、ダージリンティー(290円)などドリンクメニューを強化。フローズンヨーグルトとトッピング3スプーン、コーヒーか紅茶をセットにしたセットメニュー(ペンギン750円、パンダ880円、マンモス980円)を投入した。
日本オリジナルメニューとしてヨーグルトとワッフルをセットにしたヨッフルを導入。バナナキャラメル、チョコレート、ストロベリー(各650円)を販売する。ヨッフルもコーヒーか紅茶をセットにしたセットメニュー(850円)を投入した。フローズンヨーグルトは夏場に強い商材であるため、温かい飲み物とのセット提案で、冬場の需要を底上げする。
現在、ベースとなるフローズンヨーグルトは、プレーン、チョコレート、ストロベリー、マンゴーの4種類だが、韓国本部には30~40種類のレシピがある。今後は、本部のレシピから選んだ期間限定フレーバーを展開するほか、抹茶味など日本独自開発商品も順次、投入する予定だ。
同業のフローズンヨーグルト専門店は10代の高校生など若年層をターゲットとしているが、レッドマンゴーは大人の20~30代の女性をメインターゲットとした。下北沢は若年層のほか、主婦、シニア層など多様な年代の客層が見込めるため、1号店の出店地に決定したという。
肥後宏治社長は「フローズンヨーグルトはアイスクリームに比べカロリーが半分から3分の1程度と、非常にヘルシーな食べ物だ。日本でも大手アイスクリームチェーンがある中で、素材にこだわった商品を提供することで、フローズンヨーグルトの認知度を高めていく。本格的なFC展開へ向け、直営店で商品の品質管理とブランディングに磨きをかける」と語った。
店舗概要
所在地:東京都世田谷区北沢2-19
サザン石井ビル1階・2階
TEL:03-5431-5633
店舗面積:26坪(1階・2階合計)
席数:22席(2階のみ)
■red mango
http://www.redmango.jp/
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