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東京都/2009年の都内不適正事業所数は12か所

2009年12月18日 / トピックス

東京都は12月17日、11月5日-12月3に行った量目検査の結果概要を発表した。包装商品の表記と実際の量が異なっていないかを都内の小売店舗などで調査したもので、検査した事業所237か所中、不適正事業所は12か所(5.1%)と、前期検査の4.5%、夏期の検査の6.5とほぼ同程度で推移した。

全検査商品数(1万91点)に占める、計量法に定める許容誤差を超える不適正商品は133点(1.3%)と前期検査の1.4%、夏期検査(同率)に続き低水準だった。不適正事業所の内訳は、スーパーマーケット(百貨店含む)で、売場面積300㎡以上が107か所中8か所(7.5%)、300㎡未満が25か所中1か所(4.0%)。一般小売店(駅ビル含む)が17か所中1か所(5.9%)、食品製造所などが76か所中2か所(2.6%)となっている。

商品の不適正原因の内訳は、はかりへの風袋量設定ミス、ワサビ・タレなど添え物を内容量に含めてしまったものなど風袋に起因するものが59%、乾燥などの自然減量が34%、ラベルの貼り間違い、雑な計量作業などが7%だった。不適正商品はローストビーフやマグロ赤身などだった。

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