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矢野経済研究所は4月7日、ペットビジネスに関する調査を発表した。
調査によると、2015年度のペット関連総市場規模は小売金額ベースで、前年度比1.3%増の1兆4689億円の見込みとなった。
2014年度のペット関連総市場規模は、1.5%増の1兆4502億円であった。ペットフードでは、キャットフードが前年度以上に好調に推移し市場が拡大した。サービス関連では、ペット保険や動物病院など健康関連サービスがけん引役となった。
2014年度のペットフード市場規模は、2.9%増の4604億円だった。近年市場をけん引するキャットフードが好調だったほか、ドッグフードもプレミアムフードの好調により市場が拡大した。
安心・安全や健康維持・管理といった観点から、付加価値の高いペットフードへの底堅い需要等に支えられ、市場は今後も緩やかに拡大するものと予測する。
ペットの健康維持・管理に関連する製品やサービスへの需要が、近年のペット関連市場を支えている。
2014年度もペットフードでは健康に配慮したプレミアムフードが好調に推移し、ペット用品ではデンタルケア用品が引き続き好調を維持した。
ペット関連サービス産業では、ペット保険が拡大傾向にある。ペットが家族の一員として認識される中、ペットの健康維持・管理に関わる製品とサービスへの需要は今後も高まっていくものと考えるという。
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